土木工事とは
土木工事は建物以外の建設・建築工事全般を指す言葉です。建物を造るための基礎部分の工事や、橋梁、ダム、道路といった建造物を造る工事などを総称して土木工事と言い表します。
建築工事なのか土木工事なのかという明確な基準はありませんが、土木工事は地面の下に関する工事、建築工事は地面の上に関する工事という認識が一般的です。
土木・造成工事
住宅やビル・マンションなど、あらゆる建築物の土木・造成工事を行います。造成工事とは、住宅などの建物を建てるために現況の土地に重機や転圧機などを使用し、盛土・土留・整地などを施す工事です。
予期せぬ災害などにもしっかりと対応できるように、まずは土地の環境を十分に把握し、安全性を第一に豊富な知識と高度な技術で造成工事を実施しております。
ブロック工事
外構工事(ブロック工事)とは、住宅建築物の外周にブロック塀などを積む作業を表します。ブロック塀とは、ブロック状の建材を主材として作られる塀です。ブロックはプライバシーの確保や防犯・防火などに役立ちます。丁寧な作業を心掛けないと倒壊や外観にも影響します。役割や耐久性だけでなく、見た目にも影響するため丁寧な施工が必要です。
河川工事
河川工事とは、大雨による河川の氾濫を防ぐために行う工事です。また、ダムを上流に設置する際の堤防の強化であったり、河川掘削を行うことを言います。 最近では大型の台風による被害が甚大なものになっており、河川工事の重要性が高まっています。現場状況によっては、スピード性を求められることも少なくありません。品質にこだわることはもちろん、丁寧さや施工速度も求められます。
掘削工事
掘削工事とは、土を掘り起こしトンネルなどの建設物を造る作業で行われる工事です。また、構造物を建築する際の地盤調査でも掘削を行う場合もあります。掘削工事には注意すべきところがあり、慎重に工事を進めていかないと、地盤を傷付ける可能性があります。周りの建築物などに影響を及ぼす可能性もあるので入念な調査も必要となります。
砂防工事
大雨による影響で、河川の洪水・氾濫時、川の水とともに、上流から大量の土砂が流れてくることがあります。その土砂が川底に堆積すると、川底が底上げされ、川が氾濫しやすくなり、堤防が決壊して水が外に流れ出てしまいます。土砂対策として、砂防工事を行うことにより、上流からの土砂をせき止めし下流に流れ込むのを抑えます。